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一日一服 / FRANK LEDER が 面白い

 

この春、FRANK LEDERのベッドリネンシャツを10年ぶりに買い替えました。

洋服なんで買わないと、着ないと、体験しないと分からないことばかり。

それに加えて、そのときの本人の経験してきたものよって感じ方が変わってきます。

全く同じモノを手にしても、20代、30代、40代、そのさきとでは、

購入したときの心境やそのモノとの向き合い方には違いがあるのです。

フランクリーダーというブランドを初めて購入した20代。

他のブランドにはないコンセプトや世界観、モノづくりのアプローチがとにかく刺激的でした。

“フランクリーダーだったら”なんでもいいから欲しいと思ってしまうくらいに。

派生してユーロヴィンテージなんかにも興味の対象は広がり、さらに洋服が面白くなりました。

 

そして30代…。

 

いまの自分が着たらどうなるかな ? どう感じるかな ? といった興味と、

やっぱりそろそろフランクリーダー欲しいよな~というフツフツした思いとともに購入しました。

 

実際に買いなおしてみての感想は

「めちゃくちゃ良い。嬉しい !!」 と、とてもシンプルなもの。

「なんだ20代と変わってないじゃん」 と思いつつも、本当のことだからしょうがない。

 

そこで、少し考えてみました。

 

「めちゃくちゃ良い。嬉しい !!」といった結果は同じながらも、

そう感じるにまでいたった過程は違うんじゃないか、と。

初めてのフランクリーダーは憧れのブランドで(それは今も変わらないけど..)、

着こなしや自分のこれからのライフスタイルなんで考えず、とにかく欲しくて堪らなかった。

そんな前のめりな情熱から生まれた「めちゃくちゃ良い。嬉しい !!」

 

そして、いま。

20代の経験を踏まえつつも、あらためて必要なものだと感じられたこと。

当時とかわって、買いなおす必要が(恐らく..)ないであろうサイズで選べたこと。

このシャツ、このブランドの魅力を多くの方に届けたいといった思い。

そんな気持ちが重なって生まれた、「めちゃくちゃ良い。嬉しい !!」

きっとFRANK LEDERでなくとも、定番品であれば似た現象は起こりそうなものですが、

それでもFRANK LEDERだから余計にそう感じたんだ思います。

 

(*FRANK LEDERのコンセプトを書き写させていただいたもの。)

 

これほどまでにブランドコンセプトからシーズンコンセプトまでがオリジナリティに溢れ、

ルック、タグ、資材といったありとあらゆるもので世界観を創りだしているブランドを他に知りません。

 

「FRANK LEDERの服は人が着て初めて完成する」と表現されることが多く、

実際に長い期間着用することで生まれる風合いは唯一無二であり、着てなんぼなんだと思います。

そんなリアルクローズなプロダクトだと理解しながらも

クローゼットに置いてるだけで

ハンガーに吊るしているだけで

購入したタグを眺めているだけで満たされる、アートのような物質的満足感もあるのです。

日常着としての役割と、異世界からきた舶来品を愛でるような感覚が共存するのもの…。

そんなブランドだからこそ、「めちゃくちゃ良い。嬉しい !!」

 

國枝

 

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國枝

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